初盆(新盆)のご案内
新盆は、四十九日(満中陰)が終わったあとに初めて迎えるお盆です。
地方によって7月15日頃と8月15日頃のどちらかの時期の行われることが多いです。
四十九日よりも前にお盆が来てしまう場合、初盆は翌年になります。
- 1.菩提寺へ連絡
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菩提寺か葬儀でお世話になったお寺になるべく早く連絡してください。
- 2.料理の手配
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法要(読経)を自宅かお寺で行った後同じ場所で会食を行う場合は仕出し料理の手配。別会場に移動して行う場は会場や店の予約が必要です。
会食の席を設けず折詰弁当をお持ち帰りいただく場合もあります。
- 3.関係者に連絡
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初盆は家族・近しい親族以外の会社関係、友人知人を招いて法要を行い場合が多いので往復ハガキや返信用のハガキを同封した封書などで案内状を用意し出欠確認するのが良いでしょう。
- 4.粗供養の手配
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法要に出席していただいた方に対して粗供養をお渡しします。
引出物は石鹸や洗剤、タオルなどの実用品やお茶といった食品等が一般的です。相場は地域などのよって違いますが3,000円~5,000円前後。
お持ち帰り頂くことを考えて重いもの、かさばるものは避けるようにした方が良いでしょう。
- 5.僧侶への挨拶と謝礼(御礼、御経料)の用意
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僧侶へ御礼をお渡ししなくてはなりません。
僧侶が法要のあとのお食事 (お斎)に同席してさる場合には、お斎の後でお布施、お車代をお渡しします。僧侶がお斎を辞退されたら、御布施、お車代、御膳料の3つをお渡しします。
直接手渡しせず、小さなお盆に載せるかふくさなどに包んで僧侶の方に向けて差し出します。
仏事サポートでは、初盆飾りの販売を承っています。
毎年お盆になると、ご先祖様の御霊(みたま)が懐かしいわが家に帰ってきます。
けれど、忌明けが済んで初めてのお盆(新盆)を迎える故人様の御霊は、まだ世俗の物を多く身につけていたり、現世で供養してもらえない人の御霊も連れてくることから、お仏壇には入れてもらえません。
そこで、精霊棚(しょうりょうだな)を設けて御霊をお迎えします。